1 それなり◆XonGXAywZYD. :2014/04/28(月)01:16:32 ID:qG5ukG07e
ピッチドロップ実験という実験をご存じだろうか?
別名、世界最長の実験、はたまた最も気の長い実験。
その内容は、ただひたすら「ある物体」だ滴り落ちるのを見るだけ。
ーーただし、一滴落ちるのに、約10年かかるのだ。
「ある物」とはピッチといい、非常に粘性が高く、一見すると個体に見える。
しかしれっきとした液体であって、液体であればしたたり落ちるはずだ…なら実験で証明するまで!
そう考えた科学者が実験を始めたのが何と今から87年前の1927年。もちろん実験を始めた教授は生きていない。
何度か代替わりをしながら、ずっとずっと続けてきたのだ。科学者根性恐るべし。
しかしこの実験、ピッチが一滴落ちるのにおよそ10年ほどかかるため、流石にドモホルンリンクルを作る人のようには行かず、これまでピッチが滴った瞬間を見た人は1人もいない。
今まで8滴落ちていたが、それはあくまで「結果として落ちていた状態」を観察しただけで、「落ちる瞬間」を観察せねば実験は完結しないのだ!
そして、ついに9滴目が落ちそうだ!ということでニュースになったのが4月18日。
そのときのスレがこれ。
【国際】84年続く史上最も長く時間がかかる実験、久しぶりに動きあり[04/22]
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今か今かと準備万端待ちかまえていたのだが…。
何と、4月24日に装置の下にある、ピッチを受け止めるためのビーカーを交換しようとしたところ…ブチッとな。
台が揺れて垂れ下がっていたピッチがちぎれてしまったのだ!
研究機関大ショック。ていうかこのタイミングでなぜやったんだYo!(;´Д`)
だいぶビーカーの中身がたまってきて、今後の実験を継続するのに必要になったため、とは言うが、タイミング嫁と全世界から突っ込みが入ったことだろう。
これに対し、実験を行っているクイーンズランド大学は『実験は刺激的な新時代へ突入した』
という、開き直りだかやけっぱちだかよく分からないコメントを発表しているそうな。
ちなみに、装置に入っているピッチの量からすると、あと100年は軽く実験できるそうです。
…詰めすぎ(;´Д`)
さてこれからどうなることやら。
気の長い科学者の熱意は果てることを知りません。
ピッチドロップ実験についてはWikipediaに詳しく出てますよー。
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