人気箱庭ゲーム Minecraft の作者として知られる Markus " Notch " Persson 氏が、ブラウザで遊べる最新作「Drowning in Problems」を公開しました。リンク先の作者サイトですぐに遊べます。操作はマウスのみ、1プレイの所要時間は遊び方により約10分程度〜。作者によれば、構想は二度寝を挟んで数時間、開発期間は約4時間。
Persson氏の最新作といえば、設立したゲーム会社 Mojang AB のタイトル Scrolls が現在ベータテスト中です。今回発表された Drowning in Problems は、Persson氏が個人として参戦した48時間ゲーム開発コンテスト Ludum Dare への提出作品。
Ludum Dare の48時間部門では毎回異なるテーマの発表から作品完成まで48時間が与えられますが、Persson氏いわく、第29回 Ludum Dare (LD29) のお題である「Beneath the Surface」を知らされてから構想には数時間、実際のコーディングには約4時間しかかからなかったとのこと。
Drowning in Problems はテキストだけの見るからに簡素な画面ですが、同氏のLudum Dare参加作品がすべてこうシンプルというわけではなく、これまではよくも48時間で作ったと思うようなグラフィックやシステムの作品もあります。
いつもは締め切りギリギリまで作業するところが今回はなぜか数時間で完成してしまったことには作者も不思議な気分だとしつつ、開発期間は思いついたコンセプトを膨らませるのではなくひたすらシンプルに削ぎ落とすことに費やしたと語っています。
肝心のゲームのほうは、まあ、プレイしてみれば分かります。反射神経やパズルを楽しむミニゲームではなく、かなりアート寄りの、インタラクティブな表現形式を採用した哲学的な人生シミュレータの趣です。(スタイルは異なりますが、5分で人生を表現したゲームとして話題になった Passage に通じるところがあるかもしれません。Passage は iOS版も販売中)。
Ludum Dare 29 のページでは、他の参加作品を一覧してプレイや投票が可能です。ただし48時間部門だけでも1493作品あります。
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